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2023/05/21 15:51
うちには「これ、もらってくれませんか?」という革がいろいろあります。
・大手のメーカーのデザイナーさんが「自分のデザインがボツになったから革がいらなくなった」と言ってくれた革。
・「もう革のお店を閉めるから」と悲しい報告をしてくれた革屋さんからいただいた革。
・「とにかくこんなハンパな革は使いようがないから、だれか頼むからもらってくれ」と言われてもらった革。
どれも一級品の素晴らしい革です。しかも、うちがもらわなかったら、ただ単にゴミとして捨てられる革。
今はモノを捨てるにもお金がかかる時代なので、「もらってくれるとありがたい」と言われる始末です。
革は牛さんや豚さん、羊さんや山羊さんからいただいた命だと思っているので、うちは革を最後の最後まで使い切ることをモットーにしています。
そんな革たちをどうすれば一番輝くように使うことができるかな?と思いながら、いろいろ遊んでみるのも楽しいひと時です。
この革たちは、最終的に何かの作品になってあなたの目の前に現れることと思います。
楽しみにしていてくださいね。